アメリカのESLで勉強したことPart Ⅲ
「中級インテンシブ・プログラム」の全12回受講中、マーケティング担当のIです。
十数年前、私がアメリカのコミュニティカレッジ(短大)のESL(English as a second language)のクラスを取っていた時に学んだことを綴っています。
英語学習で大切な2本目の柱、ライティングのクラスの授業について。
ライティングのいろんな方法をテキストを使用して学びました。私が一番苦労したこのクラス。。。
ESLのWriting classで使用していたのは Basic Composition for ESL
順序立てて教える従来の作文の基礎と、プロセスライティングの両方を説明。段階的な説明、 練習問題、ストラテジーなどを通して、ライティングをしっかり学びます。
イラストがたくさんあり、初級者にわかりやすいよう工夫されています。→ちょっとヘタウマなイラストがゆるりとしていて好きでした。
日本では、作文や論文の書き方として 作文なら「起承転結」論文なら『「序論」「本論」「結論」三つの部分』から成る、と習います。English Writing では、Writingの方法を習います。その方法とは、 アカデミックな分野では、Process Essay、Argument Essay, Description Essay…などいろいろあります。私がESLで学んだのは、
Cause-and-Effect ⇒事象のCause(原因)とEffect(結果)を記述するエッセイ。
例:事象→原因→結果→事象
Comparison-and-Contrast ⇒複数の対象を比較したり対照するエッセイ。
例:比較提起→相違点→類似点→結論 (中級インテンシブのLesson 11&12にもでてきますね。)
Classification ⇒物事がどのカテゴリーに分類されるか主張するエッセイ。
この三つでした。
そして、G-ONeのライティングでも学ぶ、
- Introduction paragraph:1パラグラフ
- Body paragraph:3〜5パラグラフ
- Conclusion paragraph:1パラグラフ
は、どの手法でも必要です。transition words (Therefore, However, In conclusion etc…)の正しい使い方も学びました。
英文ライティングなんぞ書いたことのなかった私は、いくら書き方を学んでも、homeworkで「エッセー1ページ」、だけでも一苦労!はじめの頃は、たった1ページを書き上げるだけでも3時間もかかったのでした!!「今からたった一つの宿題に3時間もかかっていてはまずい、いくら時間があっても足りない・・・」と毎晩夜更かしをしていました。書くのが割と苦にならない私が、テーマが何であれ、このイントロ、ボディ、結論、に沿って、なおかつエッセーの手法、Cause & Effectで表そうとすると考えすぎてしまって、どうしていいかわからなかったのです。
当時の宿題より。Comparison-and-Contrastのhomeworkで、私の好きな都市、北京とイスタンブールを比べたものです。
始めに考えをまとめて書いていますね。※ESL当時の英文エッセーです。文法間違い等ありますので、ご了承ください。
ある日、ESLをすでに卒業し、カレッジクラスを取っている同じ留学生に、「エッセーの宿題に時間がかかって苦しい…この調子でこの先やっていけるか不安。」と深刻な顔で打ち明けると、「そのうち慣れるから、大丈夫!」と言われました。
そして、その言葉通り、1カ月もすると書き方に慣れてきて、あまり時間がかからなくなったのです。
現在、ジーワンのライティングの課題で時間がかかっている皆さんも、「あ~課題出さなきゃ~」と憂鬱になりかけている皆さんも、やればやるほど、慣れますから大丈夫です!

いずみ

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