Business Connections コース受講記4. チューターに質問をする

Homan由佳の“Business Connections”コース受講記

質問を探しながら受講すると講座・講演の内容の理解が深まります

ジーワン のBusiness Connections (ビジネス・コネクト)コースでは他のコースと同様、課題を提出する時には必ずチューターに質問することが求められています。

いざ何を質問しようかと考えると無駄に時間を費やしてしまうので、私は課題提出の前週、テキスト学習を進めながら、どんなことを質問しようか事前に考えるようにしています。質問を探しながら受講するこのやり方を皆さんにもオススメします!

他のことでも、例えばセミナーや講演、学会発表などに参加する時にもできるだけ「今日は最後に質問しよう」という心構えで参加するようにしています。そうすることでスピーカーの話に集中しながら、そこに矛盾や不明点がないかを分析して聞く意識が生まれます。

質問することは非常にアクティブな行為で、スピーカーから学ぶ内容と自分の知識を照らし合わせて生まれる行為ですよね。チューターに質問することが英文を書く練習になるという英語学習の効果だけではなく、添削者と受講者のコミュニケーションを円滑にするメリットも大きいので、皆さんも積極的にチューターに質問してください。

課題に正解はない。あくまでも自身(のペルソナ)のスタイルによってトーンは違って当然

さて、Case Study 3で私がチューターに質問したことをご紹介します。ここでは顧客に自社製品の説明をするという設定になっており、取扱い文具の新しい製品を紹介した後、「何かご質問があれば遠慮なくお問い合わせ下さい」という顧客への常套句で最後のパラグラフを締めくくるのですが、ここに「詳細は、(よろしければ)弊社のホームページをご覧下さい。」という1文を加えてみました。

For more information, you could refer to our company’s website. I hope you will not hesitate to ask me if you have any questions about our new products.

こうして書き上げてから私の頭をよぎったのは、下線部の助動詞 could の使い方です。日本人的な控えめなサービス「よろしければ/お時間があるときに」というニュアンスを出すため、示唆する場合によく使われるcouldを選んだのですが、果たして適切なのかわかりません。そこで、could に下線を引いて、これがこの文脈で適当なのかチューターに意見を求めました。

チューターからの回答は、「could を使うのは文法的に全く問題ないが営業トーンは弱め。顧客勧誘を目的にしたビジネスメールなのだから、もっと購入を誘導するトーンでも良いのでは?ただし丁寧に。」という感じのフィードバックが返ってきました。さらに、そこに添えられた的確なアドバイスに私はなるほど!!と思わず膝を打ちました。

I encourage you to try and select a word or phrase that you think best matches your persona as a salesperson…「自身の営業担当としてのペルソナに見合う単語や表現を使って修正するように」

そーか!could でもwould でもどちらもアリなのですね。ここに正解はないのです!あくまでも営業担当者の営業スタイルによってトーンは違って当然ということです。でもチューターの控えめなフィードバックの本音は「ここはもっと売るために強気でいきましょう」だろうと勝手に解釈した私は、「顧客に自社製品に関心を持ってもらう営業努力をしよう!」と自分を奮い立たせ(?)加筆して2回目の提出をしました。

As for more information, please see the attached web brochure of our company. I would be happy to answer any questions you have. Of course, I would be able to visit your office to explain about the details at your convenience. Please feel free to contact me.

遠慮がちな「よろしければ」は封印し、「まずネットの弊社カタログをご覧頂き、質問があればいつでもお申し付けください。良ければご都合のよろしい時に御社に出向いてご説明します。」と書き換えました。

さて私のペルソナは反映されたでしょうか。押し売りではなく、あくまでも丁寧なトーンで何気ない売り込み色を出したかったのですが、果たしてうまく伝わったのでしょうか。チューターから、“Quite polite.” とOKが出ました。良かった、良かった。次回はもっと強気のペルソナに挑戦してみようと思います。

初中級から上級レベルまで受講生の受け方次第で違う活用法があるビジネス・コネクトコース

ビジネス・コネクトコースは(私の感覚からすると)中級レベルですが、受講者の受け方次第では初中級、上級レベルまで幅広い受講者が対象になると感じています。

英語のビジネスライティングに慣れていない人は、まずはビジネスライティングの基本型を繰り返し書くことで身につけることが大切ですので、その過程での不明点をチューターにぶつけてみましょう。関連して学習法に関する質問もあるかもしれませんね。

一方、英語でemailを書くことが通常業務に含まれている人ならば、「型」とは違う語彙や表現だけにとどまらず、今回私が質問したような観点から「この表現はどうか」とチューターに意見を聞いてみるのも良いのではないでしょうか。

ビデオ会議 (video meeting) で試される「話す」「聞く」コミュニケーションと、ビジネスライティングの添削で試される「書く」コミュニケーションに向き合う意識が少し変わってきているのを実感しています。一人で黙々と学習しているのではなく、チューターと二人三脚でコースを進めている感覚を持てるようになると8週間はあっという間です。私もゴール間近です。


以下の記事に続きます。

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Yuka Homan

ジーワン・コミュニケーションズ取締役。立正大学教授。専門はメディア英語、英語教育。 仕事で英語と長く接してきた経験をもとに、英語を外国語として学ぶ者として、また英語を教える立場から日々感じることや、内面から女子力をアップするようなちょっとした知識もとりいれつつ、徒然なるままに書いていきたいと思います。
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