スタッフIの「昔の」留学体験記

留学すれば英語がペラペラになる?

スタッフIの「昔の」留学体験記

マーケティングのIです。私がアメリカ留学中に学んだこと、感じたことを綴っています。今日は、

『留学すれば英語がペラペラになる?』

これは世間一般の人が想像することです。

『Iさん、留学していたのなら、英語もうペラペラですよね~』

これはよく、今でも、言われます。

さて、これは本当なのか?

経験者ならわかると思いますが、留学=英語ペラペラ

これは違います。

この公式が当てはまるのは、留学前にすでにある程度英語のレベルが高かった人、だと思います。

私が留学先に選んだのは、アメリカ、コロラド州でした。弟が一歩先に留学していた、ということもあり、西海岸や東海岸に比べると日本人が少ないだろう、と思ったのも理由の一つです。
時期にもよりましたが、ESLの15人前後のクラスに、日本人は2,3人必ずいました。

①国際結婚をして現地に住んでいる日本人妻。
英語は理解できるが、きちんとした文法力をつけたい、と通っていました。

②高校生の時から現地に留学している日本人。→ネイティブの友達もいるのに、なぜESL?と思ったものです。
英語ができても、ライティング力やテストの英語力がないと、カレッジレベルのクラスは取れません。英語は話せて、理解もしていた彼らですが、私が出会った彼らは少々やんちゃな感じでした。でも彼らは大体8週間のプログラムを取った後、さっさとクラス分けテストに合格して、カレッジクラスへ行ってしまうので、短めのESLでした。

③大学を休学してきている日本人大学生。→有名大学の交換留学生がくるようなコミュニティカレッジでもなかったので、たいてい彼らは自主的に留学に来た人達。あまり英語力は高くありませんでした。

④ESLを終えて、カレッジレベルの授業を取っている日本人→ESLで出会うことはありませんでしたが、数名出会いました。

特に最後の2グループの日本人は、何年もアメリカに住んでいながら、あまり英語力は高くなさそうでした。

留学中、日本人どうしで固まって、積極的に現地の人とかかわらなければ、英語は学校でしか使用しません。

日常英語さえ押さえておけば、生活には困りません。

 

留学するならば、いや、英語を学習するならば、どのくらいの英語力を目指すのか、がポイントになってきます。

 

その目的さえはっきりしていれば、留学中、日本語、日本人をシャットダウンしてストイックに英語学習に励むのか、

日本人同士で固まって、生活さえできればいいそこそこの英語力でいい、と思うのか。

自分がどうすればいいのかが、はっきりしてきます。

皆さんが英語を学習しているのは、ビジネス英語を身に着け、仕事に役立てるため、目的がはっきりしていますね。

だからがんばれます。

では、ある程度かけるようになったら、どうされますか? 映画が理解できるようになりたい?日常会話をスムーズにできるようになりたい?仕事で英語プレゼンをできるようになりたい??

そこに、次の英語力の伸びしろが隠れているのかもしれません。

 

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